GAS(Google Apps Script)、ショートカットキーまとめ

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GAS(Google Apps Script)のコードエディターで使うショートカットキーを一覧にまとめました。

GAS、よく使うショートカットキー

とりあえず以下の10種類を覚えておけばコーディングがはかどります。

  1. 保存     : Ctrl + S
  2. 実行     : Ctrl + R
  3. コピー    : Ctrl + C
  4. ペースト   : Ctrl + V
  5. カット    : Ctrl + X
  6. 検索     : Ctrl + F
  7. 置換     : Ctrl + H
  8. 元に戻す   : Ctrl + Z
  9. やり直し   : Ctrl + Y
  10. コメントアウト: Ctrl + /

ほとんどのショートカットは、他のソフトと共通する一般的なものです。

Ctrl + R」=「実行」は、覚えておくと生産効率が劇的に向上します。
RはRunの頭文字です。

GAS、移動系のショートカットキー

行を丸ごと移動したり、カーソルの位置を移動するときのショートカットです。

  1. インデント(右)       : Tab
  2. インデント(左)       : Shift + Tab
  3. 行を移動(上)        : Alt + ↑
  4. 行を移動(下)        : Alt + ↓
  5. 単語単位でカーソルを移動(左): Ctrl + ←
  6. 単語単位でカーソルを移動(右): Ctrl + →
  7. 行番号へジャンプ       : Ctrl + G

GAS、覚えておくと役立つショートカットキー

たまにしか使わないけど、覚えておくと便利なショートカットです。

  1. すべて選択          : Ctrl + A
  2. ブレークポイントを設定    : Ctrl + B
  3. ログの表示          : Ctrl + Enter
  4. コンテンツアシスト(入力補完): Ctrl + Space

ショートカットキーの解説(よく使うもの)

保存(Ctrl + S)

GAS、プロジェクトを保存(Ctrl + S)

GAS、プロジェクトを保存(Ctrl + S)

Ctrl + S」でコードを「保存」します。

ツールバーにある「プロジェクトを保存」ボタンを押すのと同じです。

実行(Ctrl + R)

GAS、実行(Ctrl + R)

GAS、実行(Ctrl + R)

Ctrl + R」でコードを「実行」します。

ツールバーにある「選択した機能を実行」ボタンを押すのと同じです。

実行時に保存は不要

実行」をすると、自動的にコードの「保存」&「実行」が行われます。
実行」の前に自分で「保存」をする必要はありません。

Ctrl + S」「Ctrl + R」のように押さなくても、「Ctrl + R」だけでOK。

元に戻す(Ctrl + Z)

GAS、元に戻す(Ctrl + Z)

GAS、元に戻す(Ctrl + Z)

誤った操作をしたときに、1つ前の状態に戻りたい場合は、「Ctrl + Z」を押します。

ツールバーにある「コードの編集を元に戻す」ボタンを押すのと同じです。

Ctrl + Z」を複数回押すと、何段階も前の状態にさかのぼることができます。

やり直し(Ctrl + Y)

GAS、やり直し(Ctrl + Y)

GAS、やり直し(Ctrl + Y)

Ctrl + Z」を何度も押して巻き戻し過ぎた場合は、「Ctrl + Y」を押すと1つ次の状態になります。
(「Ctrl + Y」1回で、「Ctrl + Z」1回分を取り消せる)

ツールバーにある「コードの編集をやり直す」ボタンを押すのと同じです。

検索(Ctrl + F)

GAS、検索(Ctrl + F)

GAS、検索(Ctrl + F)

Ctrl + F」を押すと、検索窓が開きます。

検索」欄に文字を打ち込んで「Enter」を押すと、コード内をテキスト検索できます。

Enter」を1回押すたびに、次の一致箇所が表示されます。
Shift + Enter」を1回押すたびに、前の一致箇所が表示されます。

置換(Ctrl + H)

GAS、置換(Ctrl + H)

GAS、置換(Ctrl + H)

Ctrl + H」を押すと、「検索・置換窓」が開きます。

たとえば、「検索」欄に「myFunction」、「置換」欄に「myFunc」と入力して「Enter」を押すと、コード内の「myFunction」が「myFunc」に書き変わります。

Enter」を1回押すたびに、コード内を1か所ずつ置換していきます。
Ctrl + Alt + Enter」を押すと、コード内のすべての箇所を一括置換できます。

コピー(Ctrl + C)

範囲選択をせずに「Ctrl + C」を押すと、現在カーソルがある行の「行ごとコピー」ができます。

範囲選択をして「Ctrl + C」を押すと、選択範囲のみ「コピー」されます。

ペースト(Ctrl + V)

GAS、コピー&ペースト(Ctrl + C、Ctrl + V)

GAS、コピー&ペースト(Ctrl + C、Ctrl + V)

Ctrl + V」を押すと、コピーまたはカットしたテキストを「ペースト」できます。

範囲選択をせずに「Ctrl + C」「Ctrl + V」と続けて押すと、現在カーソルがある行を丸ごと複製できます。

カット(Ctrl + X)

GAS、カット(Ctrl + X)

GAS、カット(Ctrl + X)

範囲選択をせずに「Ctrl + X」を押すと、現在カーソルがある行の「行ごとカット」ができます。

範囲選択をして「Ctrl + X」を押すと、選択範囲のみ「カット」されます。

範囲選択をせずに「Ctrl + X」を何度も押せば、どんどん行を削除できます。

コメントアウト(Ctrl + /)

GAS、コメントアウト(Ctrl + スラッシュ)

GAS、コメントアウト(Ctrl + スラッシュ)

範囲選択をせずに「Ctrl + /」を押すと、現在カーソルがある行を「コメントアウト」できます。
もう1度「Ctrl + /」を押すと、「コメントアウトの解除」ができます。

範囲選択をして「Ctrl + /」を押すと、複数行をまとめて「コメントアウト/コメントアウト解除」ができます。

ショートカットキーの解説(移動系)

インデント(右)(Tab)

Tab」キーでインデントが右に1つずれます。

GASのインデントはスペース2つです。

GAS、インデント(右)(Tab)

GAS、インデント(右)(Tab)

上記は、「Logger.log(‘hello world’)」の行で「Tab」キーを押し、インデントを増やした状態です。

インデント(左)(Shift + Tab)

Tab」キーでインデントが左に1つずれます。

GAS、インデント(左)(Shitf + Tab)

GAS、インデント(左)(Shitf + Tab)

上記は、「Logger.log(‘hello world’)」の行で「Shift + Tab」キーを押し、インデントを減らした状態です。

行を移動(上)(Alt + ↑)

Alt + ↑」を押すと、行をまるごと1つ上の行に移動します。

GAS、行を移動(上)(Alt + ↑)

GAS、行を移動(上)(Alt + ↑)

上記は、「Logger.log(‘hello world’)」の行で「Alt + ↑」キーを押した場合です。

行を移動(下)(Alt + ↓)

Alt + ↓」を押すと、行をまるごと1つ下の行に移動します。

GAS、行を移動(下)(Alt + ↓)

GAS、行を移動(下)(Alt + ↓)

上記は、「Logger.log(‘hello world’)」の行で「Alt + ↓」キーを押した場合です。

単語単位でカーソルを移動(左)(Ctrl + ←)

Ctrl + ←」キーを押すと、「単語単位」でカーソルを左に移動できます。

たとえば、「Logger.log(‘hello world’)」の行で「Ctrl + ←」を複数回押すと、
「⑧Logger⑦.⑥log⑤(‘④hello ③world②’)①」のように、①~⑧のポイントに順次カーソルが移動します。

単語単位でカーソルを移動(右)(Ctrl + →)

Ctrl + →」キーを押すと、「単語単位」でカーソルを右に移動できます。

たとえば、「Logger.log(‘hello world’)」の行で「Ctrl + →」を複数回押すと、
「①Logger②.log③(‘④hello⑤ world⑥’)⑦」のように、①~⑦のポイントに順次カーソルが移動します。

行番号へジャンプ(Ctrl + G)

GAS、行番号へジャンプ(Ctrl + G)

GAS、行番号へジャンプ(Ctrl + G)

Ctrl + →」を押すと、
移動先の行番号を1~◯の範囲で入力してください」と表示されます。

数値を入力すると、その行にカーソルが移動します。

デバッグ中に「◯行目でエラーがあります」みたいな状態になったときに、指定行をすぐ表示できるので便利です。

ショートカットキーの解説(その他)

すべて選択(Ctrl + A)

GAS、すべて選択(Ctrl + A)

GAS、すべて選択(Ctrl + A)

Ctrl + A」を押すと、エディタ内のすべての文字を範囲選択できます。

コードの全行を一括でコピーしたり削除するときに使います。

ブレークポイントを設定(Ctrl + B)

GAS、ブレークポイントを設定(Ctrl + B)

GAS、ブレークポイントを設定(Ctrl + B)

Ctrl + B」を押すと、現在カーソルがある行に「ブレークポイント」が設定されます。

ブレークポイントが設定された行の左側には◯印が付きます。

ブレークポイントはデバッグで使います。

ログの表示(Ctrl + Enter)

GAS、実行ログの表示/非表示(Ctrl + Enter)

GAS、実行ログの表示/非表示(Ctrl + Enter)

Ctrl + Enter」で「実行ログ」の「表示/非表示」を切り替えられます。

ツールバーにある「実行ログ」ボタンを押すのと同じです。

ただし、エディターがアクティブな状態で「Ctrl + Enter」を押すと「改行」されてしまいます。
エディタの外を一旦クリックしてから「Ctrl + Enter」を押すなどの工夫が必要です。

しかし、それならば「実行ログ」のボタンをクリックした方が手っ取り早いので、「Ctrl + Enter」を使う機会はほとんどないでしょう。

コンテンツアシスト(入力補完)(Ctrl + Space)

GAS、コンテンツアシスト(入力補完)(Ctrl + Space)

GAS、コンテンツアシスト(入力補完)(Ctrl + Space)

Ctrl + Space」を押すと、キーワード候補が表示されます。

たとえば、「l」(エル)とだけ入力すると、

  • let
  • LanguageApp
  • LinearOptimizationService
  • LockService
  • Logger

などが候補に表示されます。

「Logger」か「Loger」か、みたいな細かいスペルを覚えなくても機能にアクセスできるので便利です。

アルファベットを入力するだけでキーワード候補は表示されるのですが、何かの拍子にキーワード候補の表示が消えてしまうことがあります。
その場合に、「Ctrl + Space」を押すと、再度キーワード候補が表示されます。

まとめ

GASショートカットキーの一覧。

  1. 保存             : Ctrl + S
  2. 実行             : Ctrl + R
  3. コピー            : Ctrl + C
  4. ペースト           : Ctrl + V
  5. カット            : Ctrl + X
  6. 検索             : Ctrl + F
  7. 置換             : Ctrl + H
  8. 元に戻す           : Ctrl + Z
  9. やり直し           : Ctrl + Y
  10. コメントアウト        : Ctrl + /
  11. インデント(右)       : Tab
  12. インデント(左)       : Shift + Tab
  13. 行を移動(上)        : Alt + ↑
  14. 行を移動(下)        : Alt + ↓
  15. 単語単位でカーソルを移動(左): Ctrl + ←
  16. 単語単位でカーソルを移動(右): Ctrl + →
  17. 行番号へジャンプ       : Ctrl + G
  18. すべて選択          : Ctrl + A
  19. ブレークポイントを設定    : Ctrl + B
  20. ログの表示          : Ctrl + Enter
  21. コンテンツアシスト(入力補完): Ctrl + Space

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